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スマートシティDX

導入事例

顔認証とPASSアプリで実現!
さまざまな自治体サービスを “顔パス” で利用できる
加賀市版スマートパス事業構想のご紹介

石川県加賀市さま

導入背景

  • 誰にとっても住みやすい街づくりを推進し、人口減少や少子高齢化などの地域課題解決につなげたい
  • 受付業務や利用管理業務が紙の書類などアナログで処理され、業務が煩雑化している
  • 受付業務において利用者、職員ともに対応負荷がかかり、サービス満足度が低下するおそれがある

導入の目的

  • 誰でも使える サービスのデジタル化で加賀市民の生活をより便利に
  • マイナンバーカードを用いた公的個人認証と、顔認証で加賀市民の確認を行う
  • アナログ業務をデジタル化することで、利用者および職員の対応負荷を減らしサービス全体の満足度を向上させる

活用効果

  • 2024年3月のサービス開始以降、屋内公園施設を利用される方の約50%が顔認証を利用している
  • 災害時に設置予定の避難における訓練所では、手書きでの受付と比べ顔認証受付は、受付時間を40%以上削減できた
  • 受付業務全般において紙によるアナログ業務が減ることで、エクセルへの転記や利用者の集計、市への情報共有といった業務の効率化が図れた

「利便性の向上」×「誰一人取り残されない」を実現。
加賀市さまでのスマートシティDXの裏側を取材しました!

石川県加賀市さまでは、デジタル技術を活用して市民が便利で快適にすごせるまちを目指す「スマートシティ加賀」を推進しており、2023年度に加賀市版スマートパス構想を掲げ、「デジタル田園都市国家構想交付金」の採択を受けました。この交付金を活用し、マイナンバーカードによる公的個人認証と顔認証を紐づけることで、さまざまなサービスを“顔パス”で利用できる仕組みを構築し、2024年3月からは市内施設での実運用が始まりました。誰もがデジタル化の恩恵を享受することで、豊かさを実感できる「誰一人取り残されない」社会実装を目指し、加賀市さまが運営する屋内公園、医療センター、災害時に開設される避難所へLiquidが提供する「PASS」を導入。スマホがない方でも登録、顔認証による受付をおこなうことで、誰もがDXの恩恵を受けられる仕組みを実現しました。今回は、それぞれのご担当者さまへ導入前に発生していた課題、取り組んだ内容や効果、今後の展望について取材しました。
かがにこにこパーク
加賀市医療センター

Liquidが提供する“PASS”を活用したスマートシティDX「加賀市版スマートパス構想」の根底にある課題感

加賀市地域デジタル課 米口さま
石川県加賀市さまでは、行政サービスのデジタル化と社会実装の推進を積極的におこなわれています。今回、ご担当の米口さまに現場ならではの課題感をお聞かせいただきました。「加賀市では、人口減少やそれに付随した人手不足が深刻な問題で、一般的な対応策では解決が難しいと考えています。小さなお子さまからご高齢の方まで、誰でも使えるようなデジタル施策を積極的に行い、誰一人取り残されない方法で市民生活を便利にしていく事が重要です」と、デジタル化の社会実装におけるポイントを伺うことができました。

紙のカードによる受付をデジタル化!週末で入場記録用紙が100枚発生していた業務を効率化

かがにこにこパークは、家族連れの方や、お子さまが主に利用される屋内の児童遊戯施設です。日本海側最大級の大型ネット遊具やボルダリング、テントすべり台など、他にもたくさんの遊具が取りそろえられています。Liquidの「PASS」による顔パス受付を導入される以前は、「にこパス」と呼ばれる紙の利用券を発行し受付業務を行っておられました。

「にこパスの運用では、週末の受付で100枚以上の入場記録が発生し、平日に1時間以上かけて転記作業をしていました」、「にこパスを忘れてしまった際、1人あたり5分程度の対応時間を取られたり、年度毎の再発行業務、郵送費用なども発生したりしていました」と、物理的な利用券ゆえ、さまざまな業務負荷、コストがかかっていた事がインタビューから分かりました。
この物理的な利用券を廃止し、PASSを活用、顔認証で顔パス受付することで、入場記録をおこなうシーンが減り、利用者の待ち時間や職員の事務対応時間が減少、業務効率が改善しました。利用者に対するアンケートからも、顔パス受付は満足度が高いという評価を受けているそうです。

入退所をいつでも把握!災害時に開設される避難所での支援全般に活用

加賀市危機対策課 田中さま

風水害や地震による災害が発生、または発生するおそれがある場合、自治体では安全な場所に避難所を開設し、避難者の支援を行い、安心・安全な住環境を提供します。
加賀市危機対策課の田中さまは、「今までの避難所では入所受付を手書きで行っており、その集計から情報の報告までもすべて手作業で行っていました」と、おっしゃっていました。
今回、Liquidの「PASS」による顔パス受付を導入し、今後、市の総合防災訓練に取り入れられる予定です。あわせてPASSがオプションで提供するマイナンバーカードでの受付も活用することで、誰でも簡単に受付を完了でき、手書き受付に比べ受付時間を40%以上削減。スムーズに受付から集計業務を行うことができました。「市としては、定時報告を待たずに、確認したい時にどの避難所に何名の人がいるのか、一時退所した人数は何名いるのか、すぐに確認できるのが嬉しい」と、現場ならではのメリットも語られておりました。今後この仕組みを活用し、罹災証明の発行業務まで結びつけられれば望ましい、と田中さんは話されていました。

低コストで受付業務を無人化、ご年配の方でも利用可能な“顔パス”受付を導入

加賀市医療センターさまでは、院内のIT化を積極的に進められており、今回加賀市役所さまと協力して診察受付の業務効率化に取り組まれました。
加賀市医療センター 土岐さま

「これまでは、IT化の施策として受付機を導入しても操作の介助が必要な場面があり、スタッフの手が完全に離れるとまではいきませんでした」と、加賀市医療センターの土岐さまはおっしゃっていました。Liquidの「PASS」による顔パス受付を導入し、電子カルテシステムと連携することで、患者さまは診察券や予約票の持参が不要になりました。顔をかざすだけで再来受付ができるため、誰でもカンタンに顔パス受付を利用でき、受付機に人が張り付く必要もなくなったそうです。
「この仕組みのポイントは、専用端末を使わないこと。iPadやスマホを活用することで、場所を選ばず、低コストでシステムを導入できるのが嬉しい」と、土岐さまはおっしゃっていました。
2024年3月のサービス開始から1ヶ月で、30名程度の患者さまにご利用頂いており、今後積極的に利用者を増やしていきたいと土岐さまは意気込まれておりました。

PASSを活用した「加賀市版スマートパス構想」の普及に対する今後の課題

加賀市地域デジタル課 米口さま

一般的に先進的なDX事例はなかなか進まないことが多い状況です。加賀市さまは普及に向けてどのように考えていらっしゃるのか、加賀市地域デジタル課 米口さまにスマートパス構想の現状と今後の普及に対する課題をお聞きしました。
「顔パス受付の導入は、多くの利用者がいる施設を選んで導入しました。この狙いが的中し、屋内公園施設では“顔パス(PASSアプリ)”の利用者は1000名を超えており、2024年3月のサービス開始以降、施設を利用される方の約50%が顔認証を利用しています。PASSアプリは家族情報の紐づけができる点も重宝され、スマホを持っていないお子さんでも親御さんのアカウントに紐づけでき、この点も順調な利用につながっているのだと思います。」と、着実にサービスの浸透が進む現状をお話いただきました。
今後の課題としては、この仕組みは導入先の施設が増えるほど利便性が高まるとのことで、「今後、市に関係する他の施設にもサービスを展開し、顔パス受付と顔認証自体の認知を広めていきたい」と意気込まれておりました。

PASSを活用した「加賀市版スマートパス構想」の今後の展望

加賀市地域デジタル課 吉田さま

特に自治体におけるDXの取り組みはデジタル化に対応しきれない世代を取り残さない、ということが不可欠です。加賀市イノベーション推進部の吉田さまに、PASSの優位性、そこからの今後の展望についてお聞きしました。
「PASSはマイナンバーカードによる公的個人認証を簡単に行うことができます。さらに顔認証と組み合わせ、また家族情報の紐づけ機能により、スマホを持っていない子どもから、デジタルが苦手なお年寄りまで幅広い世代に配慮できる点に優位性があると思っています」と、誰一人取り残されないまちづくりを行う加賀市さまの施策との適合性が高い点をご支持いただきました。
また、「加賀市版スマートパス構想」の展望についてお聞きしたところ、「これらの優位性に加え、サービス稼働の安定性が高いことを踏まえ、顔認証による決済や歩きながらの顔認証を可能にするウォークスルー認証に対応していただきたいです。それらを活用し身近なユースケースに幅を広げ、全世代に価値を届けられるスマートシティDXを推進できたらと思っています」と力強いお言葉をいただきました。

株式会社Liquidでは、スマートシティDXに関するコンサルティングから開発、サービス提供のご相談、デジタルIDウォレット PASSの導入に関するご相談を受付ております。 デジタル田園都市国家構想交付金を活用したサービスの導入も、あわせてご対応できますので、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

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